- 2025/06/28 掲載
カナダ4月GDP、前月比0.1%減 米関税影響で製造業低迷
3月は0.2%増と、前回発表の0.1%増から上方改定された。
4月に製造業は1.9%減少。このうち自動車が含まれる輸送機器が3.7%減った。卸売業は1.9%減で、自動車関連分野が大幅に減ったことが響いた。
一方、金融・保険は0.7%増だった。不動産と建設部門はいずれも0.1%増。
エコノミストらは、次回発表のインフレ指標が弱含めば、カナダ銀行(中央銀行)が7月に利下げを決める可能性が高まると指摘している。デジャルダンのマクロ戦略責任者ロイス・メンデス氏は、4-6月期にGDPが縮小すると見込まれるため、7月の利下げ見通しを維持するとした。
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