- 2025/07/01 掲載
利益目標4500億円に引き上げ=米・アジアで事業拡大狙う―菊田第一生命HD社長
第一生命ホールディングス(HD)の菊田徹也社長が時事通信のインタビューに応じ、2026年度のグループの利益目標を4000億円から4500億円へ引き上げる方針を示した。トランプ米政権の関税交渉といった市場の不透明さはあるものの、「波乱が長く続かなければ、十分に達成できる」と自信を見せた。
海外事業の利益目標は、全体の約4割の1600億円を目指す。今年度に入り、英生保M&Gや豪生保チャレンジャーに出資。同利益は25年3月期に約1200億円を達成しており、今後は「既存の進出国の中でプレゼンスやシェアを獲得していく」と強調。少子高齢化で国内市場が縮小する中、安定した成長を見込める米国やアジアを中心に収益の拡大を狙う。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える第一生命ホールディングス(HD)の菊田徹也社長=6月26日、東京都千代田区 〔写真説明〕インタビューに答える第一生命ホールディングス(HD)の菊田徹也社長=6月26日、東京都千代田区
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