- 2025/07/01 掲載
米インミューン・バイオのアルツハイマー薬、中期試験で目標達成ならず
試験では、軽度アルツハイマー病ないし軽度認知障害の被験者208人に、週1回の皮下注射でXプロないしプラセボ(偽薬)を24週間投与した。
意図した全体の治療群では有意な効果は認められなかったが、炎症マーカーがある早期アルツハイマー病患者100人の特定の下位集団において、Xプロは認知機能、行動、生物学的な面で効果を示した。
レイモンド・テシ最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、Xプロは患者の認知機能を安定させたとし、「これらの患者は引き続き安定を維持し、プラセボ群は悪化し続けるだろう」と指摘した。
Xプロは安全で忍容性があり、最も一般的な副作用は注射部位の反応だった。
インミューンは、第4・四半期に米食品医薬品局(FDA)と臨床試験目標と主要試験の道筋について議論する予定だ。
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