• 2025/07/01 掲載

テスラ、第2四半期納車台数は再び減少の見通し 競争激化などで

ロイター

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[1日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治的見解に対する反発や競争圧力に引き続き需要が圧迫される中、2日に公表する四半期納車台数が再び減少すると予想されている。

ビジブル・アルファがまとめたアナリスト23人の最新予想によると、第2・四半期の納車台数は39万4380台と前年同期比11%以上減少し、前四半期の13%減に続くマイナスとなる見通し。

テスラは前四半期の減少について、主力のスポーツ多目的車(SUV)「モデルY」の改良版への移行のため生産を一時停止したことが要因だとしており、アナリストは多くの顧客が改良モデルの発売を待って購入を遅らせていると指摘していた。

テスラの投資家であるガーバー・カワサキ・ウェルス・アンド・インベストメント・マネジメントのロス・ガーバーCEOは 「多くのアナリストは、新型モデルYの発売でこの四半期はプラス成長になると予想していたと思う。しかし、私の考えでは新型モデルYは旧型とそれほど大きな違いはない」と指摘。このモデルの需要は期待に応えられなかったと述べた。

マスク氏が欧州の極右政党を公然と支持していることや、トランプ米政権下で連邦政府の雇用と予算の削減を主導したことに不快感を示す見込み客もおり、テスラ車の購入者は減少した。

マスク氏は事業に再び重点を移したが、欧州自動車工業会のデータによると、こうした反発や、より安価な中国製EVを選ぶ顧客の動きにより、欧州でのテスラ車の販売台数は5月に前年比27.9%減少し、5カ月連続のマイナスとなった。

調査会社オートフォーキャスト・ソリューションズのサム・フィオラニ副社長は「EV市場全体と比べて欧州での販売が振るわないことに加え、中国での競争激化がテスラの今後にとって逆風となっている」と指摘した。

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