- 2025/07/01 掲載
卸の4割、精米余力50%以上=小売りとマッチングへ―小泉農水相
小泉進次郎農林水産相は1日、コメの卸売業者の約4割が精米設備の稼働率に50%以上の余力があることが分かったと発表した。随意契約で放出した政府備蓄米の精米を急ぐため、農水省は同意を得た事業者や工場名をホームページ上で2日にも公表する。小泉氏は「小売業者と精米事業者のマッチングにつなげたい」と述べた。
農水省がコメ卸を対象に6月に実施した調査で、回答した468事業者の534工場、730ラインのうち、約4割に50%以上の余力があった。随意契約による備蓄米は、一般的に精米能力を持たない小売業者などに売り渡しており、精米の委託先確保が課題だった。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者団の取材に応じる小泉進次郎農林水産相=1日午後、東京都千代田区
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR