• 2025/07/02 掲載

印自動車大手3社、6月販売台数は軒並み減少 都市部の需要低迷で

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[30日 ロイター] - インド自動車大手3社のマルチ・スズキ、タタ・モーターズ、現代自動車が30日に発表した6月の販売台数は前年同月比で軒並み減少した。都市部の消費者が新車購入を控えたことが響いた。

これら3社のシェアが60%超を占めるインド自動車市場の販売台数は3年連続で過去最高を更新した後、最近は伸び悩んでいる。

首位マルチ・スズキの6月の販売台数は前年同月比13%減と2023年12月以来の低水準に落ち込んだ。同社最大のセグメントである小型車が安全・排ガス規制の厳格化により生産コストが上昇したことが理由。

同社のSUV(スポーツタイプ多目的車)が大半を占めるユーティリティービークルは8.5%減と23年12月以来最低となった。

タタ・モーターズは15%減と21年12月以来の低水準となり、現代自動車も12%減少した。

現代自動車のタルン・ガーグ最高執行責任者(COO)は「需要の緩やかな回復を慎重ながら楽観視している」との見方を示した。

タタ・モーターズも、業界全体の成長は引き続き低調とみられるが、同社を支える新車の導入に期待していると表明した。

業界関係者は26年3月までの1年間の販売台数の伸び率を1─2%程度と予想している。昨年は2%増だった。

一方、マヒンドラ・アンド・マヒンドラはこの傾向の例外で、6月のSUVの販売台数は18%増となり、四半期のディーラーへの納車台数が過去最高を記録した。この著しい成長により、インド自動車市場で現代自動車を抜いて第2位に躍り出た。

Manufacturer Domestic Sales Change (%)

Maruti Suzuki 118,906 -13.3%

Mahindra & Mahindra 47,306 +18.2%

Hyundai Motor India 44,024 -12.1%

Tata Motors 37,237 -14.8%

Toyota Kirloskar Motor 26,453 +2.7%

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます