- 2025/07/02 掲載
日米で真摯な協議続ける、今週の再訪米否定しない=赤沢再生相
[東京 2日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相は2日、トランプ米大統領が日本に対する関税をさらに引き上げる可能性を示唆したことについて「米政府関係者の発信にコメントしない」とし、日米で真摯かつ精力的な協議を続けていく考えを示した。
今週末に再訪米する可能性については「否定しないが、具体的に決まっていない」と述べた。
赤沢再生相は、事務方による日米交渉は6月30日に終了し、関係者が帰国したもののその後も電話で協議は継続していると説明。ラトニック米商務長官と今後も真摯かつ精力的に協議を継続することで合意していると繰り返した。
相互関税の猶予期限である7月9日については「一つの節目として念頭においているが、早期合意を優先して国益を損なってはならない」とし、「譲れない国益があるからパッケージとしての合意に至っていない」と強調した。
トランプ大統領は1日、日本からの輸入品に「30%か35%、あるいはわれわれが決定する数字」の関税を課す可能性を示唆した。
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