• 2025/07/03 掲載

テスラ世界販売、第2四半期13.5%減 反マスク感情とモデル刷新遅れで

ロイター

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[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)テスラが2日発表した第2・四半期の世界納車台数は前年同期比13.5%減の38万4122台と、市場予想を下回った。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治的スタンスに対する反発や、テスラの新味を欠くラインナップが響いた。年間販売台数も2年連続で減少すると予想されている。

ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想平均は約39万4378台。前年同期は44万3956台だった。

それでも、テスラ株価は取引開始直後に約3%上昇した。モーニングスターのシニアアナリスト、セス・ゴールドスタイン氏は「複数のアナリストが過去1週間に予想を下方修正していたため、市場は予想ほど悪くないことに反応している」と述べた。

マスク氏は4月、販売が好転したと述べていたが、世界のEV市場が着実に成長しているにもかかわらずテスラの販売台数は急減している。

同社は今年初め、売れ筋のクロスオーバー車「モデルY」を刷新したが、デザイン変更によって生産停止を余儀なくされたほか、一部の購入者はアップデート版を期待して購入を遅らせた。

また、6月末までにモデルYを小型化した安価な車両の生産を開始すると発表していたが、ロイターは4月に、この計画が少なくとも数カ月は遅れると報じていた。

より安価なモデルは販売強化に寄与する可能性もあるが、アナリストは同社の年間販売台数が2年連続で減少すると予想している。

今年の販売台数回復を達成するためには、テスラは下半期に100万台以上を販売する必要がある。下半期は通常販売が好調になるものの、アナリストは厳しい挑戦になるとみている。

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