- 2025/07/03 掲載
石油商社ビトル、精製企業シトゴー親会社競売で100億ドル超の応札=情報筋
裁判所は同日中に落札先を推薦する見通しだが、締め切り間際の応札について審査するために担当者が時間延長を要請する可能性もある。
シトゴーは米石油精製業として第7位の規模を持ち、ベネズエラが保有する海外資産の中で最も高く評価されている。競売ではこれまでに米投資企業や鉱山企業が率いる企業連合も応札し、激しい競争が繰り広げられる。
PDVを巡っては、ベネズエラが資産を接収してデフォルト(債務不履行)に陥ったのを受け、2017年から米裁判所で債権回収のための法廷闘争が進められてきた。PDVの競売による売却益は、債権者の一部に対する返済資金に充てられる見通しだ。
ビトルの応札は、これまで公表されている中で最高額だが、それだけで落札の最有力候補になるとは限らない。
売却プロセスに関する最終審理は8月18日に予定されている。
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