- 2025/07/03 掲載
米衣料品ランズエンド買収に2社入札、オーセンティックなど=関係筋
[2日 ロイター] - 3月に売却意向を示した米衣料品小売のランズエンドについて、ブランド開発・マーケティング会社のオーセンティック・ブランズ・グループとWHPグローバルが入札を行ったと、関係者2人が明らかにした。
アジアでの生産割合が高いランズエンドのような小売業者は、トランプ大統領の貿易戦争などで苦境に立たされており、株主価値を最大化するため、売却の可能性を含むさまざまな戦略的選択肢を模索していると3月に発表した。
オーセンティックはスポーツ用品のリーボックなどを傘下にし、WHPは玩具小売のトイザらスなどを保有する。ランズエンドなど3社はコメントを拒否した。
ランズエンドは1963年にヨット用品の通信販売会社として設立。百貨店のシアーズが2002─14年に傘下に置いていたが分離独立した。現在は大半の商品をオンラインで販売しているが、水着、アウターウエア、アクセサリー、フットウエアなど定番商品の需要が低迷している。
株価は年初来で約12%下落。2日の取引では約12ドルで取引され、時価総額は約3億8500万ドル。
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