- 2025/07/03 掲載
キユーピー、アヲハタを株式交換で完全子会社化 10月30日に上場廃止
[東京 3日 ロイター] - キユーピーは3日、連結子会社のアヲハタを株式交換で完全子会社化すると発表した。9月開催予定のアヲハタの臨時株主総会での承認を経て、11月1日に株式交換を行う予定。
アヲハタ株1株に対しキューピー株0.91株を割り当てる。アヲハタは10月30日付で上場廃止となる予定。原材料費や人件費高騰で経営環境が厳しい中、両社が上場会社として事業運営している状況では、経営資源投入の迅速な意思決定が困難だったという。
2014年のキユーピーによるアヲハタの連結子会社化以降、両社は協業体制を取ってきた。筆頭株主のキユーピーが25年3月に株式交換を提案した。完全子会社化が両社の企業価値向上に資するとの認識で一致した。ブランド価値の最大化や経営資源の相互活用などのシナジー効果を想定している。
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