- 2025/07/04 掲載
米雇用、14万7000人増=失業率は4.1%に改善―6月
【ワシントン時事】米労働省が3日発表した6月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比14万7000人増だった。伸びは5月(14万4000人増、改定)とほぼ同水準だったが、市場予想(11万人増)を上回った。
失業率は4.1%と0.1ポイント改善した。米労働市場では雇用の拡大ペースは落ちているものの、底堅さを保っていることが示された。
業種別の就業者数は、政府部門が州を中心に7万3000人増となり、全体をけん引した。一方で連邦レベルは7000人減。トランプ大統領は政府機関の縮小を進めており、1月の政権発足からの減少幅は計6万9000人に達した。トランプ氏が振興を目指す製造業は7000人減だった。
【時事通信社】 〔写真説明〕米労働省=ワシントン(AFP時事)
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