• 2025/07/04 掲載

米ISM非製造業総合指数、6月50.8に上昇 政策懸念で雇用は低下

ロイター

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[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した6月の非製造業総合指数は50.8と、5月の49.9から上昇した。受注指数の回復を受け上向いたものの、雇用指数は今年3度目の低下となり、米政権の政策の不確実性が企業に及ぼす影響を浮き彫りにした。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は50.5だった。

新規受注指数は51.3と、前月の46.4から回復した一方で、雇用指数は前月の50.7から47.2に低下し、過去6カ月のうち3カ月で低下した。

これは、企業が雇用拡大に消極的になる中で労働市場の勢いが減退していることを示唆する他のデータと一致する。ISMは「新規であれ既存の欠員補充であれ、充足が必要な全ての職種に対する見直しがより厳格になっている」と指摘した。

投入価格指数は67.5と、2022年11月以来の高水準となった前月の68.7からは低下したものの、依然として高水準を維持している。

エコノミストらは、関税措置によるインフレ押し上げの影響が夏ごろから現れ始めると予想。インフレがおおむね緩やかに推移しているのは、企業が輸入関税発動前に積み増した商品を販売しているためだと見ている。

一方で、需要軟化を背景にした競争の激化が、関税による価格上昇の抑制圧力になる可能性があると考える向きもある。

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