• 2025/07/07 掲載

午後3時のドルは145円付近に上昇、米関税で上下動 相互関税には警戒

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Atsuko Aoyama

[東京 7日 ロイター] -

午後3時のドル/円は145円付近と、前週末東京市場の終盤からドル高・円安で推移している。米相互関税への警戒感がドル/円を下押しする一方、新興国グループ「BRICS」の「反米政策」に同調すれば追加関税を課すとトランプ米大統領が投稿すると、ドルが買い戻された。

相互関税への警戒で日本株が軟化したことを背景に、ドル/円はリスク回避のドル売り・円買いが先行して144円前半まで売られた。その後、ショートカバーで朝方の水準の144円半ばまで値を戻した後、トランプ氏の投稿を受けてさらに上昇し、午後には145円台を回復した。

トランプ氏の投稿で、南アフリカランドは対米ドルで17ランド半ばから後半へ下落。人民元など他の新興国通貨もドルに対して売られた。「BRICSに関するトランプ氏の投稿で人民元が売られ、ドルの買い戻しが進んだ」(あおぞら銀行チーフ・マーケット・ストラテジストの諸我晃氏)との指摘が聞かれた。

相互関税などの米政策が「リスク回避のドル売り・円買いを促す一方、BRICSのニュースなどが出ると、当該国通貨は売られドルが買われる」(為替ブローカー)として、ドル/円は値動きが定まらないとの見方もある。4日は米国が独立記念日で休場だったため、本格的な取引はこれからとの声もあった。

トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)に、新興国グループ「BRICS」の「反米政策」に同調する国に、10%の追加関税を課すと投稿した。ブラジルではBRICS首脳会議が行われており、共同声明で貿易に関し、関税引き上げが世界貿易を脅かすと警告、トランプ米政権の関税政策を暗に批判した。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 144.98/144.99 1.1771/1.1772 170.67/170.68

午前9時現在 144.48/144.50 1.1779/1.1782 170.21/170.22

東京4日午後5時 144.40/144.41 1.1769/1.1770 169.95/169.99

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます