- 2025/07/07 掲載
25年上期上場企業26.3%減=「脱小粒」、成長株にかじ―SMBC日興
2025年1~6月に国内の証券取引所に新規株式公開(IPO)を行った企業数は前年同期比26.3%減の28社だったことが7日、SMBC日興証券の調べで分かった。年間でも24年の86件を大きく下回るペースだ。時価総額が小さいまま上場する「小粒上場」が問題視される中、上場案件が厳選され、件数低下につながっているようだ。
28社のうち、東証グロース市場への上場社数は18社と前年同期の34社からほぼ半減した。米トランプ政権の誕生で世界経済の先行き不透明感が広がっているが、SMBC日興の斉藤宗一郎第一プライベート・コーポレート・アドバイザリー部長は「米政権の関税動向の影響は見られなかった」と評価。上場を手掛ける証券会社が、企業の成長性を見極めた結果との見方を示した。
【時事通信社】
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