- 2025/07/08 掲載
中国自動車販売、6月は前年比+18.6% 一部EV大手は需要軟化
中国乗用車協会(CPCA)が8日に発表したデータによると、6月は前年比18.6%増の210万台で、伸び率は5月の13.9%から加速。上半期は11.2%増の1110万台だった。
EVとプラグインハイブリッド車は全体の52.7%を占め、6月が29.7%増。5月は28.2%増だった。
ただ、EV大手の比亜迪(BYD)の販売台数の伸びは5月の14.1%から11%に鈍化。同社とともに中国の上場EVメーカーで唯一通期黒字を計上している理想汽車(リ・オート)は5月の16.7%増から一転、6月は24.1%減となった。
中国当局は、自動車メーカーに価格競争の激化を止めるよう求めている。
ロイターは6月下旬、中国が2019年以降に新車を「中古」として海外に出荷していると報道。供給過剰懸念は根強く、自動車販売を巡る疑念が強まっている。
CPCAのデータによると、6月の自動車輸出は前年比23.8%増加した。
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