- 2025/07/15 掲載
三菱UFJ銀の情報不正持ち出し=出向社員が社内で共有―日本生命
三菱UFJ銀行に出向していた日本生命保険の社員が、不正に取得した同行の内部情報を無断で持ち出し、社内で共有していたことが15日、分かった。持ち出した情報には銀行内の業績評価体系のほか、他の生命保険会社の商品情報も含まれていた。
日本生命によると、同行の金融窓口販売の企画推進担当として出向していた社員が、2024年3月ごろに内部情報を不正に取得。日本生命本社の金融法人部の営業担当者にLINEで資料を送っていた。営業担当者は、この内部情報を含む書類を自社の営業活動に使う目的で支店担当者にメールで送り、共有していた。
今月、外部から指摘を受けて出向社員に聞き取りを行い、事案があったことを確認したという。詳細は調査中といい、「関係者に迷惑と心配をかけ、深くおわびする」とコメントした。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本生命本店=大阪市中央区
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