• 2025/07/16 掲載

米シティ、日本で投資銀行部門の人員を最大15%増員へ=幹部

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Selena Li

[香港 16日 ロイター] - 米銀大手シティグループは、アジア太平洋地域での成長拡大に向けた戦略の一環として、今後1年間で日本の投資銀行部門の人員を10─15%増員し、オーストラリアでも新規採用を行う計画だ。同行のアジア太平洋投資銀行部門責任者、ヤン・メッツガー氏がロイターに語った。

調査会社ディールロジックのデータによると、日本におけるクロスボーダーM&A(合併・買収)への関心の高まりにより、シティの日本での投資銀行業務手数料は7月10日時点で9200万ドルと、前年同期比140%増加している。

メッツガー氏は「われわれは非常に有意義な方法で地域の投資銀行チームを雇用し、強化している。驚異的な成長を遂げている市場に参入し、市場よりも速いスピードで成長するつもりだ」と語った。

シティは各市場の具体的な人員数については明らかにしていない。

メッツガー氏は、特に日本の投資銀行業務はコーポレートガバナンスの変化、企業に市場価値向上を促す規制、先端ハードウエア技術の豊富な供給により、「有意義に成長する」と述べた。

シティは日本製鉄による149億ドルでのUSスチール買収で日鉄のアドバイザーを務めた。

メッツガー氏は「日鉄の買収をきっかけに、地政学的に複雑な案件を抱える日本やその他の国々のクライアントからの電話が鳴り止まない状況だ」と述べた。

トランプ米大統領が高関税を発表した直後、米国や一部の市場ではディールメーキングが停滞したが、メッツガー氏は、不確実性の高まりがサプライチェーン案件を増加させているとみている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます