- 2025/07/25 掲載
NY市場サマリー(24日)S&Pとナスダック最高値、ドルが対ユーロ・円で小幅高
終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.03%安の1.1766ドル。
ドル/円は一時2週間ぶりの安値となる145.86円を付けた。ただ、参院選後の石破茂首相の退陣を巡る懸念がくすぶる中、終盤の取引では0.27%高の146.88円。
29-30日のFOMCでは金利据え置きとの予想が大勢。金融市場が織り込む9月の利下げ確率は60%となっている。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 利回りが上昇した。日米貿易協定の合意や、米国と欧州連合(EU)との関税協議が進展するとの期待が背景にある。
8月1日の関税措置の猶予期限を前に、交渉の見通しが想定以上に進展していることを受け、安全資産とされる米国債への需要は減少した。
この日発表された週間新規失業保険申請件数が3カ月ぶりの低水準を付け、労働市場の底堅さが意識されたことも影響した。
指標となる10年国債利回りは約2ベーシスポイント(bp)上昇の4.408%。
2年債利回りは4bp上昇の3.925%。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> S&P総合500種とナスダック総合が終値で最高値を更新した。グーグルの親会社アルファベットの好決算を受け、人工知能(AI)関連銘柄への楽観的な見方が広がった。
アルファベットは1%上昇。23日発表した第2・四半期決算は、AIの新機能やデジタル広告市場の安定を背景に売上高と利益が予想を上回り、AI技術の覇権争いに向けた巨額投資が実を結んでいるという信頼感が高まった。
マイクロソフトは約1%高、エヌビディア、アマゾン・ドット・コムは1.7%上昇した。
テスラは8.2%急落。23日発表した第2・四半期決算で売上高が過去10年以上で最悪の落ち込みとなった。米政府がEVメーカーへの支援を削減する中、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「今後数四半期は厳しい」状況が続くと警告した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 米関税交渉の進展に期待が広がる中で安全資産としての金が売られ、続落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比24.10ドル(0.71%)安の1オンス=3373.50ドル。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 反発した。需給引き締まり観測を背景とした買いが先行後、ベネズエラ産原油の輸出再開をにらんだ売りも台頭し、急速に値が動く場面が目立った。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.78ドル(1.20%)高の1バレル=66.03ドル。10月物は0.64ドル高の65.13ドルだった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 147.00/147.02
始値 146.56
高値 147.02
安値 146.36
ユーロ/ドル NY終値 1.1754/1.1756
始値 1.1748
高値 1.1788
安値 1.1731
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 97*02.00 4.9389%
前営業日終値 96*29.00 4.9490%
10年債(指標銘柄) 17時03分 98*26.00 4.3997%
前営業日終値 98*29.00 4.3880%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*19.75 3.9607%
前営業日終値 99*23.25 3.9360%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*22.13 3.9162%
前営業日終値 99*24.00 3.8840%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 44693.91 -316.38 -0.70
前営業日終値 45010.29
ナスダック総合 21057.96 +37.94 +0.18
前営業日終値 21020.02
S&P総合500種 6363.35 +4.44 +0.07
前営業日終値 6358.91
COMEX金 8月限 3373.5 ‐24.1
前営業日終値 3397.6
COMEX銀 9月限 3922.4 ‐27.9
前営業日終値 3950.3
北海ブレント 9月限 69.18 +0.67
前営業日終値 68.51
米WTI先物 9月限 66.03 +0.78
前営業日終値 65.25
CRB商品指数 304.3659 +0.5194
前営業日終値 303.8465
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