- 2025/07/25 掲載
クオンツ戦略ヘッジファンド、7月は過去5年で最悪の運用成績へ
[ロンドン 24日 ロイター] - ゴールドマン・サックスが23日公表した資料によると、アルゴリズムを駆使するクオンツ戦略のヘッジファンドは7月、過去5年間で最悪の運用成績となりそうな情勢だ。大きく空売りした株式の価格が上昇したことが背景。
クオンツ戦略ヘッジファンドのリターンは7月に入りこれまでのところマイナス3.6%だが、年初来では依然としてプラス8.3%となっている。
資料によると、ヘッジファンドはゴールドマン・サックス・モースト・ショート指数や収益性の悪いハイテク株で構成される指数に組み入れられた銘柄の持ち高を解消した。
ゴールドマンは、市場は「ショートカバー局面の終盤に向かっているのかもしれない」とした上で、より幅広いヘッジファンドが7月に取引の解消に動いたと指摘。投機筋がハイテク、一般消費財、工業、ヘルスケアといったセクターの持ち高を解消したと説明した。
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