- 2025/08/01 掲載
円大幅安、150円台後半=日銀慎重姿勢で、4カ月ぶり安値―東京市場
1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半に大幅下落した。3月28日以来、約4カ月ぶりの安値水準。7月31日の日銀金融政策決定会合後に行った植田和男総裁の会見で、日銀が追加利上げに慎重と受け止められたことなどから、円売り・ドル買いが加速した。午前9時現在は、150円81~81銭と前日比1円43銭の円安・ドル高。
植田氏は会見で、トランプ米政権の関税政策を巡る日米交渉は合意したものの、国内外の経済・物価動向の不確実性はなお高いとの認識を表明。「今後はっきりした影響が少しずつ出てくる局面に入る」と、関税の影響を踏まえて利上げの時期を慎重に見極める考えを示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕植田和男日銀総裁=7月31日、東京都中央区(AFP時事)
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