• 会員限定
  • 2026/07/03 掲載

米アマゾン、衛星通信「Amazon Leo」年内開始へ、日本国内でもサービス展開

軌道上の衛星数が390基を超え、本格商用化

1
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
米アマゾン・ドット・コムは、低軌道衛星を用いたブロードバンド通信サービス「Amazon Leo(アマゾン・レオ)」の初期サービスを年内に開始する。軌道上の衛星数が390基を超えたことを受け、同社の事業責任者が明らかにした。
photo
(画像:Amazon)
 アマゾンが構築を進める低軌道衛星ネットワークは、継続的な打ち上げにより現在390基以上の衛星が軌道上に展開されている。同社のLEO(低軌道)部門責任者であるクリス・ウェバー氏が7月2日、初期のインターネット通信サービスを年内に提供開始する見通しを明らかにした。同事業はこれまで「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」の開発コードネームで進められてきたが、商用化への移行に伴い「Amazon Leo」へと名称を変更している。

 最終的な計画では3000基以上の衛星群(コンステレーション)を構築し、地球上のあらゆる場所に高速で低遅延のブロードバンド回線を提供する。利用者向けには「Leo Nano」「Leo Pro」「Leo Ultra」という3種類の小型高性能アンテナが開発されており、企業や政府機関のほか、既存の通信インフラが届かない地域の個人を対象とする。

 日本国内の展開については、2026年度中のサービス開始が予定されている。すでにNTTドコモビジネス、NTT-ME、NTTメディアサプライのNTTグループ3社や、スカパーJSATが法人および官公庁向けの正規再販事業者(リセラー)として契約を締結した。各社は、光ファイバー網の敷設が物理的に困難な山間部や離島における通信環境の確保に加え、インフラ設備の遠隔監視、大規模災害時のバックアップ回線としての用途を提示している。

画像
米アマゾンが年内に衛星通信「Amazon Leo」開始、日本国内でも(図版:ビジネス+IT)

 さらにアマゾンは自社の通信網を補完および拡大するため、衛星通信大手である米グローバルスター(Globalstar)を約116億ドル(約1兆8000億円)で買収することに合意した。議決権の約58%を有する株主と合意しており、2027年までの買収完了を目指す。これによりグローバルスターのインフラを取り込み、2028年以降にスマートフォンなどのデバイスと衛星が直接通信するD2D(Device to Device)サービスの提供も予定する。先行して市場を牽引する米スペースXの「Starlink(スターリンク)」に対抗し、宇宙空間を利用した次世代の通信インフラ競争を本格化させる。

Googleで見つけやすく

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 1

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像