- 2025/08/01 掲載
山野JA全中会長、来年3月の辞任表明=システム開発で巨額損失
全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は1日の記者会見で、来年3月に辞任する意向を明らかにした。山野氏は辞任の理由について、情報システムの開発を巡り、200億円規模の損失が生じる見通しになっていることを挙げた。
問題となっている情報システムは給与や勤怠管理、会計といった業務の円滑化を図るため2024年1月に導入。全国の農協に利用してもらうのが目的だったが、開発費が想定を大幅に上回ってしまった。
山野氏は「全中の事業を刷新していくスケジュールについて一定のめどがついたので、(辞任の)意思を固めた」と説明した。
【時事通信社】 〔写真説明〕全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長
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