- 2025/08/01 掲載
利下げ再開が適切=関税による物価高は一時的―米FRB高官
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長(金融規制担当)とウォラー理事は1日、声明を出し、トランプ政権の高関税政策による物価上昇は一時的で、労働市場の悪化リスクを踏まえれば、利下げ再開が適切だったと主張した。両氏は今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを支持し、5会合連続での政策金利据え置きの決定に反対した。
副議長を含むFRB理事2人がFOMCで反対票を投じたのは、1993年以来約32年ぶりだった。ボウマン、ウォラー両氏はトランプ大統領の1期目にFRB入り。FRBに直ちに金融緩和を求めるトランプ氏はこの日のSNSで、利下げに慎重なパウエル議長を「頑固なばか」と批判した。
【時事通信社】
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