• 2025/08/13 掲載

米財務長官、0.5%利下げ提言 9月会合前のミラン氏承認望む

ロイター

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Andrea Shalal Ryan Patrick Jones

[ワシントン 12日 ロイター] - ベセント米財務長官は12日、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)までに、ミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の連邦準備理事会(FRB)理事就任を議会上院が承認することを望むと述べた。その上で、FRBは9月の次回会合で0.50%ポイントの利下げを検討するべきとの考えを示した。

ベセント氏はFOXビジネス・ネットワークの番組で、月初に発表された雇用統計の大幅な下方修正と12日発表されたインフレ統計を踏まえると、ミラン氏の任命によって9月のFOMCでの大幅利下げに道が開かれる可能性があると指摘。

「データの質の悪さや、6月か7月に利下げが可能だったかどうかについては、間違いなく改めて議論することになるだろう」とし、「現在考えるべきことは、遅れを埋め合わせるため9月に50ベーシスポイント(bp)の利下げを行うべきかどうかだ」と述べた。

トランプ米大統領は、クーグラー理事が来年1月までの任期を残し8日に退任したことで空席になったFRB理事にミラン氏を指名した。ミラン氏の任期は来年1月末まで。

ベセント氏は、トランプ大統領がミラン氏の一時的な任期終了後に同氏をフルの任期で再び指名する可能性はあるが、他の候補も検討していると述べた。幅広い候補者の中から非常に柔軟な姿勢で選定しようとしているとし、イエレン前FRB議長を指名する可能性も検討していると指摘。「イデオロギーではなく、経済の問題だ。米国民にとって、経済にとって何が最善かということだ」と語った。

ミラン氏については「思慮深く、体系的で、FRBについて多くの意見を持っている」と述べた。

来年5月に任期が切れるパウエル議長の後任選びについては、候補者らと金融政策、規制政策、FRBの運営について意見を交わしているとし、FRBは「根本的な」問題に直面していると指摘。「(FRBは)本当に肥大化している。この肥大化によって独立性が危険にさらされている」との見方を示した。

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