- 2025/09/04 掲載
独経済、今年の成長率は0.1%に 26年は1.3%=IfW
[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのキール世界経済研究所(IfW)は4日、独経済は景況感が強まっているにもかかわらず、今年の国内総生産(GDP)成長率は0.1%にとどまるとの見通しを明らかにした。
ドイツのGDPは2年連続で減少している。IfWは政府支出の増加見通しを受けて企業の期待は改善しているものの、米国の関税政策が依然として逆風となっていると分析している。
独政府は2025年から新たに利用可能になった資金を投入する予定で、これにより来年の成長率は約0.6%ポイント、27年には約0.3ポイント押し上げられる可能性がある。
IfWは26年のGDP成長率を1.3%、27年は1.2%と予測している。
経済活動が改善に伴い失業率は今年の6.3%から27年には5.8%に低下すると見込まれる。一方、財政赤字は24年の対GDP比2%から27年には3.5%に拡大する見通しだ。
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