- 2025/09/04 掲載
英建設業PMI、8月は45.5 8カ月連続で50割れ
[ロンドン 4日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた8月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は45.5と、8カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回った。2020年以降で最長となる。
7月は44.3と、5年ぶり低水準だった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は「住宅・土木建設活動の大幅な減少が、今回も低調なパフォーマンスの主因だった」と述べた。
建設業者の見通しもやや悪化。1年後の業務が今より増えるとの回答は全体の34%で、7月の37%から低下し、22年12月以降で最低となった。
S&Pは受注の減少について「厳しい市場環境、激しい価格競争、英国経済の低迷という逆風」が複合的に絡み合った結果だと指摘した。
全セクターPMIは52.8と、7月の50.8から上昇し、24年9月以降で最高だった。
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