- 2025/09/17 掲載
中国、「レベル2」自動運転の新安全規則草案を公表 27年施行
3月に小米科技(シャオミ)の人気セダン「SU7」で発生した死亡事故を受け、運転支援機能に対する監視が強化された。自動車メーカーはレベル2機能を宣伝する際、「スマート運転」や「自動運転」という表現の使用を禁じられている。レベル2ではシステムがハンドル、アクセル、ブレーキを制御するが、運転手は常に注意を払う必要がある。
電気自動車(EV)とハイブリッド車の半数以上がレベル2機能を搭載している。工業情報化省は運転体験が向上した一方で「システム能力の不足や運転手の誤った使用」による交通事故が相次いでいると指摘した。
草案では、運転手がハンドルから手を離し、視線を前方から外していることが検知されると、システムが警告を発するよう義務付ける。運転者が警告に反応しない場合には、自動化システムがリスク軽減機能を作動させて車両を停止を促すか、システム自体を停止することを提案している。
同省は11月15日まで草案対する一般からの意見を募集する。
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