- 2025/09/18 掲載
FRB独立性侵害なら「深刻な影響」、独連銀総裁が警告 借入コスト上昇も
ナーゲル氏はフランクフルトで行った講演で「FRBの独立性が政治的に恒常的に損なわれれば、深刻な影響が及ぶ。米国の経済、金融の安定と繁栄が危うくなる」と述べた。
トランプ米大統領はFRBに積極的な利下げを要求すると同時に、FRB理事の解任を試みるほか、来年5月に任期が切れるパウエルFRB議長の後任人事についても議論している。
ナーゲル氏は、FRBに圧力がかけられていることで物価安定へのコミットメントに疑念が生じれば、FRBが利下げを実施したとしても長期金利は上昇し、結果的に政府の資金調達コストが上昇すると警告した。
FRBはこの日までの2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。 トランプ大統領は15日、パウエル議長に対し 「大幅な」利下げを実施するよう改めて要求した。
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