- 2025/09/18 掲載
通信障害、人為ミスが原因=NTT西、東海4県でも発生
NTT西日本は18日、京都、大阪、兵庫の3府県で16日に発生した大規模通信障害の原因が、セキュリティーサーバーの接続工事中に装置の設定を誤る人為的なミスだったと発表した。岐阜、静岡、愛知、三重の東海4県でも110番などの緊急通報がつながりにくい状態だったと明らかにし、奥田慎治執行役員は「多大なご不便とご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪した。
通信障害の影響により、兵庫県伊丹市で119番通報が約15分間もつながらず、救急搬送が遅れる事案が発生。その後、搬送先の病院で患者の死亡が確認された。因果関係は不明だが、奥田氏は「非常に重く受け止めている」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕通信障害に関する記者会見を終え、頭を下げるNTT西日本の奥田慎治執行役員(左から2人目)ら=18日、大阪市都島区
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