ウェイモ、法人向け自動運転タクシー開始　従業員が利用

[２４日 ロイター] - 米アルファベット傘下のウェイモは２４日、法人向けの自動運転タクシーサービス「ウェイモ・フォー・ビジネス」を開始した。企業がアカウントを設定することで、従業員は同社の自動運転タクシーを利用できるようになる。

サービス対象地は西部カリフォルニア州ロサンゼルス、サンフランシスコ、南西部アリゾナ州フェニックス、南部テキサス州オースティン、南部ジョージア州アトランタ。

この取り組みは企業の定期的な利用が狙いで、雇用主は従業員の自動運転タクシー利用の場所、時間、方法を管理できる。

ウェイモによると、このサービスで月間１００万回以上の乗車実績を積んでおり、サンフランシスコ、ロサンゼルス、フェニックスでは現地利用者のほぼ６人に１人が通勤に利用しているという。

初期の顧客にはフェニックスを拠点に中古車オンライン販売を手がけるカーバナが含まれる。

ウェイモの法人向けのプログラムは初期段階にあり、今後さまざまな規模の組織に対応するために機能を追加していくという。

同社はまた頻繁に出張する顧客を対象に自動運転タクシーの空港での利用にも力を入れている。