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- 2026/03/12 掲載
Meta、自社製AIチップ「MTIA」のロードマップとデータセンター構想発表
業界標準を大きく上回る半年ごとの開発サイクルで投入
Metaが独自AIチップ「MTIA」ロードマップ発表、大規模データセンター構想も
Metaが発表した新たな自社製AIアクセラレーター「MTIA(Meta Training and Inference Accelerator)」は、MTIA 300、400、450、500の4世代からなる。半導体大手の米Broadcomと共同で設計要素を開発し、製造は台湾のTSMCが担う。同社は今後24カ月以内にこれら4モデルを順次展開する方針を示しており、業界標準を大きく上回る半年ごとの開発サイクルで投入する。最初のモデルとなるMTIA 300はすでに実運用環境で稼働しており、FacebookやInstagramにおけるランキングシステムやコンテンツ推奨モデルの処理に用いられている。続くMTIA 400はラボでのテストを終え、データセンターへの導入準備を進めている段階にある。さらに2027年初頭にはMTIA 450を、同年中にはMTIA 500を展開する計画だ。これら後半の2モデルは、特に生成AIの推論ワークロード向けに最適化されている。
チップ開発と並行して、Metaは大規模なデータセンターの拡張計画も進めている。現在、施設にまたがる液冷システムを採用した1ギガワット規模の次世代クラスター「Prometheus」を建設中だ。加えて2028年以降には、最大5ギガワットの電力容量を備える超巨大クラスター「Hyperion」を稼働させる構想も明らかにした。
Metaはこれらの自社製チップ群を、米NVIDIAなどのGPUを完全に代替するものではなく、膨大なユーザーの活動に比例して増大する推論タスクを効率的に処理するための補完的な位置付けとしている。同社は2月にNVIDIAや米AMDと数百億ドル規模のGPU購入契約を結んでおり、大規模言語モデルの学習には引き続き外部ベンダーの製品を活用する。Metaの2026年における設備投資額は1150億ドルから1350億ドルに上ると予測されており、チップ設計から電力供給網に至るまでAI開発基盤への巨額投資を継続する。
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