- 2025/09/29 掲載
世界初のオフショア人民元ステーブルコイン、カザフスタンで発行
ステーブルコインは暗号資産(仮想通貨)の一種で、通常はドルなどにペッグされている。低コストで効率的な国境を越えた決済ツールとして、また伝統的な金融とデジタル資産をつなぐ架け橋として注目されている。
ローンチに関わったConfluxは、ステーブルコインは人民元の国際化を後押しし、米国の制裁リスクを減らすと指摘した。
オフショア元にペッグされた暗号資産「AxCNH」は、中央アジア最大の経済規模を持つカザフスタンでライセンスを取得した後、香港を拠点とするフィンテック企業AnchorXによって9月17日に発行された。
上海を拠点とするConfluxのヤン・グアン最高技術責任者(CTO)はロイターに対し、理論的にオフショア元ステーブルコインの発行に中国中央銀行の承認は必要なく、国境を越えた貿易の潤滑油として使われるのであれば中国政府はそのような動きを支持するだろうと指摘。「大国として、中国は潜在的に有望な技術を見逃すことはできず、ブロックチェーンを含むあらゆる方向に投資していくだろう」と語った。
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