- 2025/09/29 掲載
新浪氏処遇、30日にも決定=倫理審査会が最終会合―経済同友会
経済同友会は29日、サプリメント入手を巡り警察の家宅捜索を受け、活動を自粛している新浪剛史代表幹事(サントリーホールディングス前会長)の処遇について議論する会員倫理審査会の最終会合を開いた。30日に決議機関である理事会を開催し、処遇を決定したい考えだ。
理事会は新浪氏を含む理事22人で構成され、30日の臨時会合で、▽続投▽役職の一時停止▽辞任勧告▽解職―のいずれかを決める方向で議論する。ただ、警察の捜査が継続中で、10月以降に判断がずれ込む可能性もある。
審査会では、新浪氏が代表幹事としてふさわしいかどうか資格と資質の両面から議論した。一部の理事は「公益団体として今後、提言に十分耳を傾けてもらえるか」を懸念。一方、現時点で新浪氏の違法行為が立証されておらず、慎重な議論を求める声もある。
【時事通信社】 〔写真説明〕新浪剛史氏=3日、東京都千代田区
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