- 2025/09/29 掲載
エフィッシモ、ソフト99の反対表明に反論 「不合理な判断」
[東京 29日 ロイター] - エフィッシモ・キャピタル・マネジメントは29日、ソフト99コーポレーションへの株式公開買付け(TOB)に同社が反対を表明したことに対し、「少数株主の利益を軽視した不合理な判断だ」と反論する声明を公表した。
ソフト99は創業家の田中秀明社長主導で進めるMBO(経営陣による買収)案を支持し、エフィッシモ側のTOB(買付価格4100円)に反対を示した。これに対し、エフィッシモはMBOの提示額2465円は「著しく割安」で少数株主を保護していないと指摘。「安価なMBO成立を優先している」と批判した。
さらに、株主が取り残されるリスクを理由に「強圧性が生じる」との懸念が示された点に対しても、同条件で再度TOBを実施する方針を明示し「懸念は不当」と主張。同社が進めるTOBについて「企業価値向上と少数株主保護に資する」と強調し、株主に対しMBO案と比較して判断するよう呼びかけた。
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