- 2025/09/30 掲載
「リスク」あれば乗務停止に=機長飲酒問題で再発防止策―日航
日本航空の国際線機長が滞在先で過度な飲酒をし、3便が遅延した問題で、日航は30日、健康診断での検査項目などから「飲酒リスク」があると判断した運航乗務員について、乗務停止とすることなどを盛り込んだ再発防止策を国土交通省に提出した。
これまでは過去のアルコール検知事例などからリスクを判断していたが、今後は健康診断の肝機能検査の数値などを重視。すでに6人を乗務から外したという。外部の知見も踏まえ、リスクがなくなったと判断すれば乗務に戻すという。
また、同社で繰り返し飲酒問題が起きる背景として、運航乗務員と経営陣との間のコミュニケーション不足があると指摘。約2200人いるすべての運航乗務員と経営陣との間に対話の機会を設けるほか、労使でアルコール対策を話し合う専門委員会を設置する。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本航空の機体に描かれたロゴマーク=東京・羽田空港
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR