- 2025/10/01 掲載
米政府、リチウム・アメリカズとGM合弁事業に5%出資へ=関係筋
[30日 ロイター] - 関係筋によると、米エネルギー省は、カナダの鉱山会社リチウム・アメリカズに5%出資する予定。
また、同社が米ゼネラル・モーターズ(GM)と米西部ネバダ州で進めているリチウム鉱山の合弁事業「タッカーパス」にも5%出資する。
トランプ政権は、半導体のインテルやレアアース(希土類)企業のMPマテリアルズなど、国家安全保障上、重要と位置づけられる企業への出資を進めている。
タッカーパス鉱山は2028年に稼働を開始する予定で、西半球最大のリチウム供給源となる見込みだ。
リチウム・アメリカズはエネルギー省から22億6000万ドルの融資を受ける予定だったが、リチウム価格が中国の過剰生産のため低迷しており、トランプ政権が返済能力を巡る懸念から融資条件の再交渉を求めた。これに対し、リチウム・アメリカズは同省に5─10%の株式に相当する無償ワラントを提示していた。
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