- 2025/10/01 掲載
製造業景況感、2期連続改善=米関税合意で警戒感和らぐ―9月日銀短観
日銀が1日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス14となり、6月の前回調査のプラス13から1ポイント改善した。改善は2四半期連続。米関税交渉の合意で景気悪化への警戒感がやや和らいだが、引き続き関税の影響への懸念は残る。人件費上昇や物価高による消費の下押しも逆風となり、回復は足踏み傾向にある。
大企業非製造業はプラス34(前回プラス34)と横ばいだった。
DIは、業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」を引いて算出する。
中小企業は製造業のDIがプラス1(同プラス1)で横ばい、非製造業はプラス14(同プラス15)で2四半期連続の悪化となった。
【時事通信社】
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