- 2025/10/01 掲載
独ルフトハンザ、ストの危機に直面 操縦士労組が賛成票
[フランクフルト 30日 ロイター] - 独航空大手ルフトハンザは、ストライキの危機に直面している。操縦士労働組合(VC)が9月30日、年金制度協議を巡るストライキに組合員が賛成票を投じたと表明した。
労組にとってストライキを巡る投票は、より手厚い年金制度に合意するよう会社側に圧力を掛けるための最終手段。ルフトハンザ側が投資家向けのイベントで効率化計画を発表した翌日に行われた。
VCは声明で、組合員の大半がストライキに賛成したと説明したが、スケジュールは明らかにしなかった。
ルフトハンザは年金制度の強化要求に抵抗し、子会社のディスカバー航空とシティラインに多くの仕事を移すと脅している。
ルフトハンザの人事担当責任者は「中核ブランドであるルフトハンザ・クラシックの業績に見合った解決策に焦点が当てられるべきだ。今後の交渉の目的は、クラシックの将来的な存続可能性を確保するためだ」との声明を出した。
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