• 2025/10/01 掲載

午前の日経平均は続落、期初のリバランス 米株先物安や円高も重し

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Mayu Sakoda

[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比521円37銭安の4万4411円26銭だった。きょうから10月で下期や四半期入りが意識される中、機関投資家などによる益出しの売りに押される格好となった。時間外取引での米株先物の下落や、ドル/円の円高傾向も相場の重しだった。

市場では、米政府機関の閉鎖によって雇用統計の発表が遅れ米連邦準備理事会(FRB)の政策見通しが不透明になる可能性が警戒されている。日経平均は中盤に下げ幅を縮小する場面もあったが、米株先物の下落と円高進行を受けて再び下げ幅を拡大する展開となった。

マリン・ストラテジーズの香川睦シニアマーケットアナリストは、米政府閉鎖への警戒感に加え、自民党総裁選挙を巡っては積極財政派の候補者への期待が後退するなど、足元は好材料があまりないと指摘する。「日経平均は4万5000円台になってから行き過ぎ感があり、これらの悪材料が売りの口実となっているようだ」との見方を示した。

TOPIXは1.71%安の3084.09ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆6266億8800万円だった。東証33業種では、値下がりが不動産、銀行、倉庫・運輸関連、その他金融、証券など32業種、値上がりは医薬品のみとなった。前日の米国株市場で医薬品株が堅調だった流れを引き継いだ。

日銀が発表した9月短観は、大企業・製造業の業況判断DIがプラス14と2期連続で改善した。市場予想通りの結果で、株式市場への影響は限定的だった。

主力株では、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、TDKが下落、中外製薬、ダイキン工業は上昇した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが75銘柄(4%)、値下がりは1530銘柄(94%)、変わらずは10銘柄(0%)だった。

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