- 2025/10/02 掲載
9月米ISM製造業景気指数は49.1、7カ月連続で50割れ
ロイターがまとめたエコノミスト予想は49.0だった。
トランプ大統領の関税措置を巡る不確実性の一部は解消されたものの、依然として経済の10.1%を占める製造業にとって制約となっている。
先行きを示す新規受注指数は48.9と、前月の51.4から低下。同指数は過去8カ月のうち7カ月で50を下回っている。
供給業者の納入を示す指数は52.6と、前月の51.3から上昇。同指数は50を超えると納入が遅延していることを示す。
支払い価格指数は61.9と、前月の63.7から低下したものの、なお高水準で推移しており、関税の影響で今後、財(モノ)価格が上昇する可能性を示唆している。
雇用指数は依然として低迷しており、ISMは「人員削減と欠員補充の見送りが依然として人員管理の主な戦略となっている」と指摘した。
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