• 2025/10/03 掲載

白物家電、業務用強化=消費者向け、高付加価値で勝負―沖津シャープ社長

時事通信社

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シャープの沖津雅浩社長は、報道各社の合同インタビューで、主力の一角に位置付ける白物家電事業について、業務用を強化していく考えを示した。一方、国内で中国や韓国勢との競争が激しい消費者向けについては、「価格勝負の商品は追わず、ミドル(中間)から高付加価値の戦える商品を出す」と強調した。インタビューは先月29日に行われた。

沖津氏は白物家電に関し、企業向けでは「戦える場がある」と強調。現在は「シャープの存在感がゼロに近い」状況だが、投資拡大などを通じて事業を拡大させる余地が大きいとの認識を示した。工場や建設現場など向けに熱中症対策としてレンタルを開始したシャーベット状の飲料を作れる冷蔵庫や、コンビニエンスストア向けパン焼成機に手応えを感じているという。

また、白物家電の海外戦略では、強みを持つインドネシアや米国をさらに強化するとともに、エジプトを拠点にアフリカ・中近東市場の開拓に力を入れていく考えを示した。

日本市場で一定のシェアを保持しているテレビ事業については「トップの座を取りたい」と言明。中国メーカーなどの攻勢にさらされる中、高付加価値戦略でシェアを拡大させる方針を示した。

親会社である台湾電子機器大手、鴻海(ホンハイ)精密工業との協業に関しては、「新規事業で鴻海が持っている資産、技術を使わせてもらう」と述べ、人工知能(AI)向けのサーバーや電気自動車(EV)関連事業での相乗効果発揮に自信を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕合同インタビューに応じるシャープの沖津雅浩社長=9月29日、東京都港区

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