- 2025/10/03 掲載
独サービスPMI、9月は8カ月ぶり高水準 需要に懸念
サービスPMIは51.5で、速報値(52.5)から下方修正されたが、8月(49.3)から改善し、好不況の分かれ目の50を上回った。
製造業とサービスを合わせた総合PMIは52.0で、16カ月ぶりの高水準となった。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、一見強い数字に見えるが「製造業では新規受注が4カ月ぶりに減少し、サービス業も新規事業が再び縮小した」と述べ、需要が回復しなければ生産は今後数カ月持続的に拡大しないと予想した。
サービス業の雇用は受注残の縮小と需要低迷で2カ月連続で減少し、9月は過去5年で最大の落ち込みとなった。ただ向こう1年の見通しは比較的明るく、ビジネスへの期待は2024年5月以来の高水準だった。
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