- 2025/10/06 掲載
米年末商戦のオンライン売上高、5.3%増と伸び鈍化へ=アドビ
[6日 ロイター] - データ会社アドビ・アナリティクスは6日、経済の不確実性が消費者支出を圧迫する中、米国の今年のホリデーシーズン(11月1日─12月31日)のオンライン売上高は5.3%増の2534億ドルになると予想した。昨年の8.7%増から鈍化する。
感謝祭の翌月曜日に行われるオンライン大規模セール「サイバーマンデー」は、売上高が6.3%増の142億ドルに達し、ホリデーシーズンおよび年間で最大のオンラインショッピングデーになる見通しだ。
年末の小売業者の売り上げをけん引するホリデーシーズンは、トランプ政権下での貿易政策の変化とインフレが消費を圧迫する中で今年は一段と重要な意味を持つ。
アドビ・デジタル・インサイトのディレクター、ヴィヴェック・パンディア氏は「消費者はマクロ経済環境で多くの課題に直面している」と指摘。「大規模セールを積極的に活用し、より良い買い物のためにオンラインに頼るだろう」と述べた。
買い物客はアマゾンのセールでホリデーシーズンの買い物を始めるかもしれない。10月7─8日までの大型セールイベントの消費額は90億ドルと、前年比6.2%増が見込まれている。
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