- 2025/10/06 掲載
ユーロ圏投資家心理、10月は予想以上の改善
10月の同指数はマイナス5.4で、前月のマイナス9.2から改善。ロイターがまとめたアナリスト予想のマイナス8.5を上回った。
調査は10月2─4日に1138人の投資家を対象に実施。
現状指数は9月のマイナス18.8から10月はマイナス16.0に改善した。今後6カ月の経済期待指数は9月の0.8から10月は5.8に大きく上昇した。
調査は、米経済に対する懸念とユーロ圏の景気後退傾向が先月、投資家の過度な悲観を招いたと指摘。米政府機関閉鎖はこれまでのところ大きな懸念要因となっておらず、データには速やかな解決への期待が反映されているという。
ドイツの総合指数は4.2ポイント改善しマイナス17.9。期待指数は6.3ポイント上昇の2.8。現状指数はマイナス36.5と明確な景気後退水準にある。
センティックスは「持続的な環境の改善がなければ、防衛支出だけでは景気回復のきっかけをつかむのは難しい」と述べた。
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