- 2025/10/08 掲載
金先物、初の2万円台=安全資産需要と円安で―大阪取引所
大阪取引所の8日夕の夜間取引で、金先物相場が上昇し、取引の中心となる2026年8月決済物の1グラム当たり価格が初めて2万円を超えた。週明け以降、安全資産需要などから国際指標のニューヨーク金先物相場が急上昇し、為替市場では円安・ドル高が進行したことで、円建ての金価格が大きく押し上げられた。
ニューヨーク金先物相場は7日、米政府機関の閉鎖長期化への懸念や、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待を背景に、1オンス=4000ドルの大台を突破。為替市場は、高市早苗自民党総裁の就任で日銀の利上げが遠のくとの観測から、大幅な円安となっている。
【時事通信社】 〔写真説明〕大阪取引所=大阪市北区
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