- 2025/10/09 掲載
独経済省、今年の成長率予測を0.2%に引き上げ 内需が回復けん引
[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツ経済省は8日、今年の国内総生産(GDP)成長率予測を従来のゼロから0.2%に上方修正した。2026年は1.3%、27年は1.4%と予想している。
同省は、典型的な回復パターンとは異なり、対外貿易が景気回復をけん引することは期待されておらず、内需、とりわけ民間消費と公共消費、投資活動が景気回復に弾みをつけると述べた。
今年の輸出は0.1%減少する一方、26年、27年はそれぞれ1.2%、1.6%に増加すると予想。
また、今年の失業率は6.3%に上昇するものの、26年には6.2%、27年には6.0%に低下すると予想している。
ドイツはコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、トランプ米大統領による追加関税導入に見舞われて経済が停滞し、23・24年は景気後退(リセッション)に陥っていた。
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