• 2025/10/10 掲載

午前の日経平均は反落、利益確定売り優勢 好決算銘柄には買い

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
Hiroko Hamada

[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比492円69銭安の4万8087円75銭となった。日経平均は前日に800円超値上がりした反動で、利益確定売りが優勢の展開だった。一方、好決算を公表した銘柄には買いも入り、相場を支えた。

日経平均は前営業日比69円安と小幅安でスタートした後、下げ幅を広げ、前場終盤に一時506円安の4万8073円69銭まで下落した。これまで上昇をけん引してきた銘柄を中心に売りが強まり、相場の重しとなった。プライム市場では9割超の銘柄が下落した。一方、好決算銘柄を物色する動きもみられた。前日に決算を発表したファーストリテイリングが6%超高と大幅上昇し、日経平均を299円ほど押し上げた。

市場では「今週に入ってから日経平均が2000円近く上昇した割には、調整の幅は限定的となっており、地合いは底堅いとみている」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれた。一方、新政権に対する期待感で大幅高となる局面は一巡し、「今後は実際の政策を見極めながらの値動きとなりそうだ」(及川氏)という。水準としては、4万8000円を挟んでの値固めが続くとみられている。

TOPIXは1.71%安の3202.10ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆2570億2000万円だった。東証33業種では、小売以外の32業種が値下がり。証券、商品先物取引、石油・石炭製品、鉱業などの下げが目立った。

個別では、良品計画や、前日に業績見通しを引き上げた吉野家ホールディングスが大幅高。資生堂やJ.フロント リテイリングも堅調。一方、業績予想を引き下げたセブン&アイ・ホールディングスは大幅安だった。

指数寄与度の大きいソフトバンクグループは大幅安。アドバンテストや東京エレクトロンも軟調だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり121銘柄(7%)に対し、値下がりが1477銘柄(91%)、変わらずが16銘柄だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます