- 2025/10/24 掲載
米EVリビアン、600人規模の人員削減へ=関係筋
Akash Sriram
[23日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは、連邦政府の税制優遇措置廃止に伴う需要減退を背景に、従業員のレイオフ(一時解雇)を行う。事情に詳しい関係筋が23日、ロイターに明らかにした。
同日の複数のメディア報道によると、解雇対象の従業員数は約600人。同社は1カ月前に小規模な人員削減を行ったばかりだった。
先月末、7500ドルのEV向け税額控除が終了したことで、EV価格の上昇と需要の一段の減退が予想されており、既にコスト圧力の高まりに直面しているリビアンなどのEVメーカーにとってさらなる足かせになるとみられる。
リビアンの第3・四半期のEV販売台数は1万3201台で、アナリスト予想の1万2690台を上回った。ただ、年間納車台数予想の中間値は4万1500─4万3500台と、従来予想の4万─4万6000台から下方修正した。
こうした中、アナリストらは、同社の第3・四半期売上高は71.5%増加し、損失が縮小するとの見通しを示している。リビアンは来月4日に四半期決算を発表する。
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