- 2025/10/24 掲載
スイス中銀、リオ・ティント株売却 資源採取産業から投資撤退継続
[チューリヒ 24日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が英豪系資源大手リオ・ティントの株式を売却したことが、LSEGのデータで判明した。SNBは資源採取産業からの投資引き揚げを進めている。
SNBの株主を含む環境保護団体などによると、SNBは6月2日から7月21日の間に保有する全てのリオ・ティント株380万株(2億2700万ドル相当)を売却した。
リオ・ティントとSNBはコメントを避けた。
ロイターが企業開示資料を基にしたLSEGデータを分析したところによると、SNBは2024年以降、投資額の2倍以上に相当する額の石油・ガス会社株式を売却している。
環境保護運動家らは以前からSNBに対し、「環境を破壊している」企業の株式を売却するよう求めてきた。
SNBによる今回の売却理由は不明だ。
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